イシモチの意外と知られていない美味しい食べ方は一夜干し!最高です!

投げ釣り

シロギスの投げ釣りで愛すべき外道としてよく釣れるのがイシモチです。

でもこの魚、食べ方の情報が少なく刺身か塩焼きあとは、
濃い味付けの料理しか出てこないですよね。

ウロコの数が半端なく多く自宅の台所ウロコ落としをすると、
周辺はウロコだらけで、家族からは嫌われ物になっていませんか?

でも、今回ご紹介する食べ方、調理すると家族からまた釣ってきてね、
と言われるぐらいに美味しい調理方法があります。

凝った味付けや調理法でもなくシンプルに料理下手なつりオジお父さんでも簡単に作れます。

その調理方法は干し魚です。

食べると、味はマダイにも似ていて、柔らかくて水っぽい身だったのが、
しっかりとした歯ごたえがと甘みがあってこれはもう絶品の旨さです。

意外と知られてないイシモチの美味しい食べ方は一夜干し!最高です!

私の一押しは一夜干しが一番美味しい食べ方です。

水分の多い魚なので干すことで水分を乾燥させ、
旨さをギュッと閉じ込めることで美味しさが増します。

10%の塩水で30~60分漬け込んだあと、キッチンペーパー等で、
よく水分を拭き取り12~15時間干し網に入れて干します。

干し網がない場合は、食品専用の脱水シート「ぴたっとシート」にくるみ、
冷蔵庫で約12時間置いておくだけで干し網で同様の一夜干しが出来上がります。

鯛にしか味わえないプリプリとして歯ごたえや淡泊で甘みとコクあるウマ味が、
このイシモチの一夜干しでも味わえます。

ハッキリ言って、定番の塩焼き、釣り人の特権の刺身、唐揚げ全て食べましたが、
一番美味しいのがこの一夜干しでした。

イシモチの美味しい定番料理

イシモチは鮮度落ちが早い魚なので、
釣りあげたら鮮度保持のため活締めすることをおすすめします。

鮮度落ちが早いため定番料理としては塩焼きの他、
フライや唐揚げムニエル等がおすすめと言われています。

お刺身

鮮度落ちが早い魚なので、刺身で食べられるのは、釣り人の特権と言われています。

それでも、鮮度落ちが早いので釣ったら直ぐ活締めして血抜きの下処理をしましょう。

身は水分が多く、柔らかい魚なので捌くときには身を崩さないよう気を付けましょう。

下処理した後は、少し塩を振って水分を出して、キッチンペーパーでよく拭き取ります。
身が柔らかいので厚めに切って歯ごたえを味わいながら食べます。

皮は引かず熱湯で湯引きするか、炙りで食べても美味しいですよ。

塩焼き

イシモチは他の魚に比べて水分が多いため、塩を振ったあと、
約1時間冷蔵庫で寝かしましょう。

それからじっくりと焼き上げると皮目の風味が美味しい塩焼きが食べることができます。
魚自体の味が薄いため醤油をかけて食べると美味しいです。

唐揚げ

小さめのイシモチが釣れた場合は、丸ごと唐揚げにして食べることをお勧めします。
二度揚げすると骨まで美味しくいただけます。

イシモチってどんな魚

学術的にはスズキ亜目、ニベ科シログチ属の海水魚の一種。

クセのない淡泊な味わいが特徴の白身で、
高級かまぼこの原料に使われることが多いですよ。

劣化が早く刺身として食べられるのは釣り人の特権です。

体長は一般的に20~40cm程度で60cm程まで成長するんです。

水深15~80mの砂泥地に棲息しており、産卵期になると浅場へ移動し、
淡水が混じる河口域にも多く見られます。

海水に濁りが入った時や夜に活動が活発になり釣りは夜釣りでよく釣れる。

食性は小魚、甲殻類、貝類、多毛類などを捕食するのです。

関西地区では、グゥーグゥー泣くことからグチと呼ばれています。

まとめ

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

長年釣りをしていますが、
ウロコは多く身は水分が多くあまり美味しい魚ではなかったので
イシモチが釣れると、あまりうれしくありませんでした。

でもこの食べ方を知ってからは、釣れた時の引きの良さもあって、
今ではイシモチを専門に釣りに出かけることが多くなりました。

外道でイシモチが釣れた場合ぜひこの一夜干しで食べてみてください。

釣れなくても、スーパーで、もし出ていたら一夜干しを作って見はどうでしょう。

病み付きになりますよ。

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