釣りの楽しみは釣れた魚を食べて楽しむところまでが、
釣りだと思っているつりオジお父さん。
狙いと違う愛すべき外道や、本命でも小さい稚魚が釣れたとき,
正しい方法で元の海にリリースしていますか?
釣れた魚をリリースするのも正しい方法があるのです。
間違った方法だとリリース時は元気で泳ぎだしても、2~3日程で死んでしまいます。
魚の正しいリリース方法を知って頂き、
魚資源を守って将来の釣りを楽しくするためにも、
ぜひ参考にして頂けたらと思います。
決して絶対リリースすべきという考えではなく、
またリリースという行為を善行と考えているわけではありません。
将来の釣りを楽しむために釣れた魚の正しいリリース方法を学ぼう
リリースするのであれば、魚が弱らないように気を使ってください。
最終的に死んでしまってはリリースする意味がありません。
釣れた魚をすぐに水に返せばリリースと思っていませんか?!
釣り上げるまでに時間がかかった場合(ファイト時間が長い)は、
魚の体力もかなり消耗しています。
こうならないように強いタックルを使用して、
できるだけ迅速なファイトを心掛ける必要があります。
この場合は、疲れ果てた魚は平行感覚を失い転覆することがあるので、
正常な姿勢をとれるように保持して魚自ら泳ぎだすまで待って、
リリースするように心がけましょう。
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もしくは、新鮮な海水を入れたバケツで少し泳がせてからリリースすると良いでしょう。
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魚にできるだけ触れないこと
リリースする時はなるべく魚に直接手で触れないように注意しましょう。
特に淡水の魚は人間の体温で、体表の粘膜が傷んでしまいます。
どうしても手で触れる時は、手を水に濡らしてから触れるようにしましょう。
釣れた魚をリリースするのはどんな時
せっかく釣れた魚を逃がすって勇気がいりますよね。
とくに本命で最初の一尾目は小さくてもキープしたいのが心情です。
釣れた魚をリリースする4つ理由を紹介いたします。
小さい魚
持って帰っても食べることがほとんどないような小さい魚は、
将来大きくなってもらってから釣れるように願ってリリースしましょう。
でも、先に述べたようにこの先全然釣れなかったらって思うと、
思うとリリースするか迷いますよね。
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(胸、尾ビレに毒があります)
そういう時は、バケツに入れて活かして様子を見ればいいです。
次に持ち帰りサイズが釣れたときにリリースしてあげましょう。
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大きすぎる魚
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小さい魚とは逆に持て余すほど大きすぎる魚はリリースしても良いと思います。
特に、大型のヒラメや鯛は捌くのも大変ですし食してもイマイチ感は否めません。
計測して、記念写真を撮ったらリリースしてあげましょう。
この時魚を弱らせないよう充分注意してリリースしてください。
釣り過ぎ
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釣り過ぎた場合も持ち帰って処理に困るようであればリリースしましょう。
近所に配るとしても、普通の人は有難迷惑になる場合もあります。
下手すると、嫌がらせに思われることもあるので注意しましょう。
近所に配るとすれば何もしなくても直ぐに食べられように、
調理してから配ることが礼儀ですよ。
保存が効く一夜干し等にしてから配ることをおススメします。
いらない外道
いらない種類の外道はすぐにリリースしてあげましょう。
とくにフグが釣れたときリリースもせずクーラーにも入れずに、
その場に放置したままにしている方がいます。
こういった行為は釣り人のマナーに反することで絶対にやめて頂きたいです。
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持ち帰らない魚が釣れた場合に触れずにリリースできる便利グッズとして、
「フィッシュグリップ」と「フックリリーサー」です。
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これを使うと魚に触れずノンストレスでリリースすることができます。
ぜひご利用ください。
Youtubeでフックリリーサーの使い方を紹介している動画がありますので参考にしてください。
魚種別のリリースサイズ、キープサイズの目安一覧
こよなく愛する釣りをいつまでも良い状況を保持することを願っています。
JGFA(ジャパンゲームフィッシング協会)はバックリミット(釣った魚を持ちかえる際の尾数、
サイズの基準、制限)を設けてさまざまな魚種で提唱し実践して頂くことを考えています。
バックリミットの詳細はこちらからご覧ください。
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主な魚種のバックリミット(持ち帰り可能な大きさ、尾数)
魚種 | 大きさ | 尾数 |
アジ | 10cm以上 | 30尾まで |
カサゴ | 20cm以上 | 10尾まで |
サバ | 30cm以上 | 10尾まで |
シロギス | 15cm以上 | 30尾まで |
メバル | 20cm以上 | 10尾まで |
生命力の強い魚とそうでない魚を知る
魚には生命力が強い魚と弱い魚が居ます。
リリースする判断基準として自己治癒力、
生命力がどの程度なのか知っておけば、
ある程度の判断ができます。
代表的な強い魚と弱い魚をご紹介します。
リリースする基準にしてください。
私の経験上の考えなのであくまでも参考程度にしてください。
強い魚
ロックフィッシュ(根魚)系は自己治癒力が高く、
水が無い場所でもある程度の冷たさと湿度があれば、
かなり内外時間生きられる魚です。
・カサゴ
・メバル
・アコウ(キジハタ)
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カサゴは釣りあげてクーラーボックスに入れて家に持ち帰ってもまだ生きている時があります。
弱い魚
ロックフィッシュのように、同じ場所に居ついていない、
回遊している魚は弱い魚と思われます。
・アジ
・サバ
・イワシ
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まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
如何でしたでしょうか。
魚種によって生命力の強い魚、弱い魚があります。
弱い魚は水から揚げるだけでも弱ってしまいます。
その時は魚に触れずにハリ外しできるアイテム、
「フックリリーサー」を使ってリリースしましょう。
魚に触れずにストレスなくリリースできます。
持ち帰らない魚が釣れた場合は必ずリリースしましょう。
特にエサ取りのフグが大量に釣れる場合があります。
この時もめげずにリリースしてあげてください。
釣り場に放置している釣り人がたまに見かけます。
これは釣り人のマナーに反する事なので絶対にしないでください。
最近釣り人のマナーが悪くて立ち入り禁止になった釣り場所が多数あります。
これからも釣りを楽しみたいと思っているなら釣り場の清掃、
来た時よりも綺麗にして帰る事を心がけましょう。
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