― 初心者でも失敗しない“ちょい投げセット”を揃えよう ―
釣りは「道具選び」から楽しもう
前回の記事でお伝えした通り、
秋〜冬のシロギス釣りは
「堤防からのちょい投げ」が基本スタイルです。
実はこのスタイル、
使う道具を少し工夫するだけで釣果も
楽しさも大きく変わります。
私自身、最初は「なんとなく」で
選んだ道具を使っていましたが、
釣りを重ねるうちに
「軽くて扱いやすいロッド」や
「巻き心地の良いリール」の
重要性を実感しました。
この記事では、
これから秋冬にシロギス釣りを始める方に向けて、
実体験をもとに選んで
間違いのないおすすめ釣り道具を紹介します。
🎣 ロッド(竿)選び:軽くて投げやすいものを
秋冬の堤防ちょい投げでは、
長くて重い竿は不要です。
狙う距離は10〜20m程度なので、
扱いやすさ重視で選びましょう。
✅ おすすめスペック
- 長さ:2.4m〜3.0m
- 硬さ:M(ミディアム)程度
- 素材:カーボン製(軽量タイプ)
特に初心者の方には、
*振り出し竿(コンパクトロッド)*が便利です。
仕舞い寸法が短く、
持ち運びも楽で保管もしやすいです。
🎯 ポイント:
軽くてバランスが良い竿は
「遠投練習」にも最適。
投げる動作を繰り返しても疲れにくいのが
長続きのコツです。
🎡 リール選び:2000〜2500番のスピニングリールが万能
リールは釣りの“心臓部”。
スムーズにラインが出て、
巻き心地が軽いものを選びましょう。
✅ おすすめスペック
- サイズ:2000〜2500番(シマノ・ダイワ基準)
- ギア比:5.0〜5.3前後(スタンダード)
- ドラグ性能:スムーズに出るもの(小型魚用)
初心者の方には、リール付きロッドセット
から始めるのもアリです。
価格も手頃で、
最初の1本としては十分に使えます。
🧵 ライン(糸)選び:ナイロン3号が万能
ライン選びも釣果を左右します。
秋冬の堤防釣りでは、
根掛かり(底に引っかかる)リスクが少ないため、
扱いやすく伸びのあるナイロンラインが最適です。
✅ おすすめライン
- 種類:ナイロンライン
- 太さ:3号(PEラインなら0.8号)
- 長さ:150m前後
ラインの色は「ピンク」や
「ライトブルー」など、
視認性が良いカラーを選ぶと
釣り中のトラブルが減ります。
🪱 仕掛け(ハリ・オモリ):市販の“シロギス専用仕掛け”でOK
初心者がつまづきやすいのが、仕掛けの組み方。
でも安心してください。
今は「シロギス専用ちょい投げ仕掛け」が
各メーカーから販売されています。
✅ おすすめ構成
- 針:7〜9号(袖針 or 流線針)
- モトス(幹糸):2号〜3号
- 枝ス(ハリス):1.5号〜2号
- オモリ:8〜15号
市販仕掛けなら、
スナップで簡単に交換できるタイプを
選びましょう。
根掛かりしてもすぐ再開できるので、
釣りのリズムが崩れません。
🎒 その他の必需品:寒さ対策と快適グッズ
秋冬の釣りは、
快適さ=集中力=釣果に直結します。
寒さ対策をしっかりしておくと、
長時間でも楽しく釣りができます。
防寒おすすめアイテム
- ネオプレン製グローブ(指先カット)
- フリースインナー+防風アウター
- 釣り用カイロ(腰・足裏用)
便利アイテム
- 折りたたみチェア(軽量タイプ)
- 仕掛け巻き・ジップ袋(予備仕掛け収納)
- タオルホルダー・ピンオンリール(手元整理)
💡 私の実体験:最初に買ってよかった3アイテム
1️⃣ コンパクトロッドセット(3m・リール付き)
→ 初期投資を抑えて始められ、思いのほか長く使えた。
2️⃣ ナイロン3号ライン(蛍光ピンク)
→ 糸の動きが見やすく、アタリが取りやすい。
3️⃣ シロギス専用ちょい投げ仕掛け(市販)
→ 交換が楽で、初心者でもすぐに釣りに集中できた。
これらの道具は、
最初の一歩にちょうど良い“安心装備”。
道具を揃える過程そのものが、
釣りの楽しさでもあります。
まとめ:道具選びが釣りの第一歩
釣りは“準備から楽しい”趣味です。
竿やリールを手に取った瞬間から、
すでに釣りは始まっています。
秋冬の堤防シロギス釣りは、
「軽くて扱いやすい道具」と
「寒さに負けない装備」があれば、
初心者でも十分に楽しめます。
次の記事では、
実際にこれらの道具を使って釣りをした
**「秋冬シロギス釣りの体験レポート」**をお届けします。
あなたもぜひ、自分の手で初めての
シロギスを釣り上げてみてください。



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