海釣りは潮位表で爆釣タイムを見極めよう

海釣

海釣りで仕掛けや餌、棚を変えても全然釣釣れない・・・・・。

こんな時どうしていますか?

自分には海釣りの腕がないな!っと思っていませんか?

そんな時、「今日は潮がいいね」とか「今日は潮が悪いから釣れないよ」と言った
会話を耳にしたことありませんか?

今まで釣れていなかったのに、急に釣れだした経験ありませんか?

これは、海の潮の動きが大きく魚の活性が上がりやすいタイミングがあるんです。

この潮の動きの特徴を抑えて釣りに臨めば釣れるタイミングを知ることができます。

釣果を上げるうえで必ず抑えるべきこれらの要素と、
釣れる時間帯を見極める方法をご紹介します。

「海釣り」魚の活性と潮の関係は潮位表で爆釣タイムを見極めよう

魚の活性が高くなる原理には、潮の動きと食物連鎖に関係があります。
潮の流れが、海に生息する魚に、酸素やプランクトンなどを運ぶことで、
それを捕食する小魚が集まります。
この小魚をエサとしている大型魚が後を追って捕食するのです。

下記はタイドグラフと釣果の関係を実際に広島県宇品港に、
シロギス釣りに出かけた時の表です。
満潮から干潮、干潮から満潮へと潮が動く時間に、
良い釣果が出ているのがわかると思います。

●上げ潮時(干潮→満潮)

●下げ潮時(満潮→干潮)

このように魚の活性と潮回りは密接に関係しているんですよ。

潮の種類と特徴

海では太陽と月の引力が影響して、潮の満ち引きが発生して、
約6時間周期で干満を繰り返していきます。

地球に対して太陽と一直線に重なるときに潮の動きは大きくなり、
月と太陽が互いに直角にずれているときには潮の動きは小さくなります。

潮には潮位と呼ばれる海面水位の動きがあり5つの種類があります。

サイクルは「大潮」→「中潮」→「小潮」→「長潮」→「若潮」→「中潮」→「大潮」となり、
15日間で1サイクルを終えます。

大潮

潮位の干満差が最も大きい潮です。
満月、新月の当日が該当します。

中潮

潮位の干満差が大きく、潮の動きもまずまずな日です。
大潮の前後に2回発生します。

魚の活性が高くて、潮の動きも極端では、
ないので最も釣りが楽しめる潮回りでしょう。

小潮

潮位の干満差が最も小さい日です。
潮がゆっくり時間をかけて動きます。
泳ぐスピードがある青物釣りはポツポツ釣れることが多いと言われています。

長潮

潮位の干満差が小さく、潮の流れが極端に少ない潮です。

魚の活性が低くなり、釣果を上げにくい潮と言われています。

でも釣れる時は釣れます。

この日の釣果はシロギス5尾、アイナメ1尾、ハゼ1尾でした。
釣行前に潮回りを確認すると「長潮」だったのであまり期待せず臨みました。
でも、満潮からの下げ潮タイミングで下げ止まりまでアタリが連発して、
好釣果に恵まれました。

若潮

小潮から中潮に変化する潮回りです。
潮が流れ始めるので、魚の活性が徐々に上がってきます。
じっくり釣れば釣果も上がってきます。

潮位表(潮汐表)って何?釣果アップのための見るべきポイント

海上保安庁と気象庁で日本全国各地の主要な港湾の、
潮汐と満潮と干潮の時刻と潮位を予報したもの。

釣り具店に行くと「潮の種類」や「干満時刻」が記載された1年間の潮位表が置いてあります。
また、ネットでも釣りに必要な情報が記載された潮位表がありますので参考にしてください。

この潮位表(潮汐表)で釣果アップするための3つのポイントをご紹介します。

潮回り

まずチェックすべき項目は「潮回り」です。
釣行日の5種類の潮回りを調べ潮の動きを調べます。

陸っぱりの釣りでは、特にこの潮回りを見て、
できれば「大潮」か大潮後の「中潮」が良いとされていますのでおススメです。

つりオジお父さんは潮回りよりも、
家族の事情が優先しますから、
あくまでも目安としてください。

たまたま釣行日に潮回りが「大潮」や「中潮」だったらラッキーと思うくらいに!

干満の時間

次にチェックして頂きたいのが、満潮、干潮の時刻です。
潮位表(潮汐表)に満潮、干潮の時刻が記載されています。

もっとも潮が動く時間帯は干満時刻の約2時間後なので、
潮が良く動くタイミングに合わせて釣行計画(タイムスケジュール)を立てましょう。

潮位

大潮の場合、干潮時に陸地になって釣りにならない場所もあります。

太平洋側では干満の潮位が1m以上ある場所もありますので要注意です。
日本海側では30cm程度なのであまり気にする必要はないでしょう。

更なる釣果アップのために(潮の動きと釣果について)

潮位表(潮汐表)で上記の「潮回り」「干満時刻」「潮位」を確認するだけでも、
釣果アップにつながる可能性が出てきますがさらにアップする条件があります。

魚にも食事時間というものがあります。

その時刻が夜明けから日の出までの約1時間(朝マヅメ)と、
日没前後の1時間程度(夕マヅメ)です。

朝マヅメと夕マヅメの食事時間帯にこの条件を合わせるともっと釣果アップにつながります。

マヅメ時間帯にプランクトンの活動が始まりますので、
水中の食物連鎖を活発にしていると考えられています。

陸っぱりの干満時のおススメする釣り

船釣りと違い、陸からの釣りはこの上げ潮、下げ潮のタイミングを知ることで、
おススメの釣りをご紹介いたします。

干潮から満潮時(上げ潮)におすすめの釣り

満潮時に狙う魚のおススメは小魚を狙うフィッシュイーターと呼ばれる、
シーバスや青物のワカシ、イナダ釣りです。

干潮から満潮へと岸に向かう上げ潮のタイミングは、
水中のプランクトンを狙って陰に潜んでいた小魚が潮の流れと潮汐によって、
餌を取るために岸に向かって動き回り始めその小魚を狙ってくるといわれています。

満潮から干潮時(下げ潮)におススメの釣り

満潮から干潮に向かう潮は岸から沖に向かって潮が流れるので魚は沖に向かっていきます。

陸っぱりでのちょい投げ釣りの場合は釣れない時間帯になってくるといえます。

根魚のカサゴ、メバルやクロダイがいる消波ブロックや岸壁、
海草周りの橋脚を狙った釣りにがおススメです。

まとめ

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

海釣りの釣れる重要な条件は潮の流れです

最も潮の流れがある大潮が良く釣れる日となりますが、
瀬戸内の明石付近では、逆に潮の流れが速すぎて釣りにならないこともあるのです。

魚の活性と釣りとは場所によって大きく変わってきます。

私も最も潮が動かない小潮で爆釣したことがあり潮回りだけで判断せず、
あくまでも参考程度にして頂ければ良いかと思います。

潮回りや干満時刻、潮位に合わせて釣行できれば一番良いですが、
なかなかそうはいきませんよね、悪条件でも釣れることもあります。

悪条件で釣ることができれば逆に自信につながりますよ。

頑張りましょう!

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