広島県でシロギスの投げ釣りでなかなか良い釣果に恵まれず、
雑誌やネットの釣果情報を見て釣れそうなポイントに出かけては惨敗!
最近は釣果も伸びずボウズの日も多くなって心が折れかかっているかもしれません。
陸っぱりの投げ釣りから、確実に釣れる船釣りに絞ろうと思っている頃でしょう。
この記事ではそんな「つりオジお父さん」へ、
私が実際に爆釣した投げ釣りポイントを紹介します。
このポイントは、中国地方の釣り情報月刊誌「釣り画報」に5回も掲載されました。
(「釣り画報」は2022年9月に休刊)
本当は教えたくなかったのですが、雑誌に掲載されたので「つりオジお父さん」にご紹介します。
広島で投げ釣りのシロギスが釣れるポイントが知りたい
広島での投げ釣りスポットはたくさんありますが、
私のおすすめする3つのポイントをご紹介します。
元宇品西護岸
海の玄関口でもある広島港の東側に位置する元宇品島は、
2023年5月にG7が開催された場所で世界的にも有名な場所でもあるんです。
その元宇品島の西側にある西護岸からのシロギス投げ釣りポイントポイントをご紹介します。
西護岸から広島港のフェリー乗り場の桟橋に向かってキャスティングします。
手前のマンションからシーサイド病院の約200mの間が釣り座です。
シロギスが良く溜まっている場所は、マンション横から右側にキャスティングして、
4~5色辺りが一級ポイントです。
次に中央付近からまっすぐ5色辺りでもシロギスの群れが多く入ってきます。
この場所は岸付近の1.5色辺りからゴミや根が多くあり、
2色切ったら仕掛けの回収をおススメします。
朝マヅメから全くアタリが無くても、9:00頃松山からのフェリーが、
広島港に入港する際にフェリーが反転して接岸します。
その時に海中がかき回されシロギスが活性化することが多く、その後にアタリが出だします。
なので、朝マヅメからアタリが無く釣れなくてもフェリーが接岸する9:00まで待ちましょう。
ここはちょい投げより5~6色の遠投が有利です。
福山市走島 本浦 新波止
広島県福山市鞆の浦港からフェリーで25分の場所に位置する離島です。
鞆の浦といえば、アニメ映画で人気になった「丘の上のポニョ」の舞台になった場所で、
観光客が多く訪れます。
フェリーを降りて右側に本浦港があり200m沖に出た大きな新波止の、
先端付近が一級ポイントです。
先端角から北方向にちょい投げで大ギス(肘たたき級)の実績が数多くあります。
エサは本虫で狙ってください。アオイソメでは食ってきません。
先端手前の場所で2~5色までの広範囲でシロギスの群が入ってきます。
水深は足元から15mほどあり沖では約30m近くあるので冬でもシロギスが溜まっており、
通年でコンスタントに釣果が上がります。
しかし、9月に入るとなぜかシロギスの姿がなくなります。ボウズの日もあるぐらいです。
姿が消えるのは9月だけで10月に入るとまた姿を現します。
何年か通っていますが毎年のことですので、
9月のシロギス狙いは避けた方が良さそうです。
倉橋島鹿老渡北港海岸
広島県の呉に属する島で、鹿島の手前にある鹿老渡漁港の北側の波止や、
右横の砂浜からシロギスが狙えます。
ただ、すべての波止の頭上に電線があるので仕掛けを引っ掛けない様に気を付けましょう。
5色以上の遠投は必要なく4色辺りまで投げてサビいていくと、
2~3色辺りで多くアタリが出ます。
潮が干潮になり砂浜が出てきだすと少し奥の方に行った岸壁から、
キャスティングすると大物ギスが狙えます。
小さな砂浜ですので、
釣り座に入れるのは3人程度ですので先人が入っていれば、
横の波止で頭上の電線に気を付けながら釣りましょう。
この釣り場では、遠投の必要はなく、ちょい投げでも釣果が出ます。
大物狙いは5色超の遠投をすれば出るでしょう。
アベレージサイズは15~20cmで干潮後の上げ潮のタイミングに釣果が出やすいです。
シロギス投げ釣りは潮汐表で爆釣タイミングを知ろう
どんな釣りも潮が動く時間帯に多く釣れる傾向にあります。
シロギスも同様に潮が動くタイミングで干満時の前後1.5時間位に、
釣果が出る傾向にあります。
大潮、小潮といった潮汐にあまり左右されたことはなく、
釣りに不向きと言われている長潮でも今回ご紹介しているポイントでは、
釣果が上がっているのであまり気にしなくてよいと思います。
シロギス数釣りするには連掛けは必須
シロギスの数釣りには必須のテクニックです。
経験が浅い人は、たまたま偶然ダブルHITはあっても、狙って連掛けは難しいと思います。
ただコツとしては、アタリが有ってもすぐには回収せずアタリが有れば一度仕掛けを止めて、
本アタリを待ち、アタリが止まったらまたサビいて次のアタリを待ちます。
この釣法で仕掛けのハリ数分行うと連掛けの可能性が出ます。
プロ級になると仕掛けの一番先のハリに掛けて順番に掛けて行くことで、
仕掛けの絡みを無くしながら釣っていきます。
一尾目は一番遠い針に掛けないと、シロギスが暴れ仕掛けが絡むからです。
これができる様になれば、プロ級のシロギス釣り師です。
連掛けは、アタリが有ってもすぐに回収せずに焦らず仕掛けをサビき続けましょう。
まとめ
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
広島県での投げ釣りシロギスポイントのご紹介でした。
他にもたくさんのポイントはありますが、
コンスタントに釣果が出るポイントとして、
ご紹介させて頂きました。
行けば必ずツ抜け(2桁釣果)できるとは限りませんが、3~5尾の釣果は出ると思います。
短時間で数釣りするなら、連掛けスキルが必須です。
スキルを上げて連掛けできるようになって、仕掛けのハリ数全部に、
シロギスを掛けるパーフェクトを味わうと、シロギス釣りの楽しみも倍増します。
連掛けするには仕掛け作りも大きく影響します。
仕掛け作りの参考記事はこちらから。
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