釣り初心者でもできる!知っておきたい釣り具の簡単メンテナンス法

メンテナンス

釣りを始めたばかりの初心者アングラーのお父さん!

釣りから帰ったら道具のメンテナンスをちゃんとしていますか?
これを怠ると、いざ大物が掛かった時にちゃんと動かず、
獲物を逃してしまうことになりますよ!

こんな悔しい思いをしたくないですよね。

実は私はこういった経験をしてしまい、それ以来必ずメンテナンスをするようにしています。

これは本当に悔しい!悔しすぎます。
それとメチャメチャ格好悪い!
笑い者になってしまいます!

釣りは水に触れるアクティビティーで、
特に海釣りは海水との接触が必須で避けることはできないです。

川釣りの淡水に比べて海水は道具が汚れやすく傷みも激しいです。
使うエサや魚もヌルヌルでクサイものです。

道具の手入れは他の趣味と比べ大変かもしれませんね。

でも、これを怠るとせっかく買った道具が使えなくなってしまいますよ。

こういった事を防ぐためにもメンテナンスは重要です。

初心者でも簡単にできる道具の整備をご紹介します。

ちょっとしたひと手間かけるだけで道具を長持ちさせることができて、
愛着も沸いて釣果も伸びますよ。

釣り初心者でもできる!知っておきたい釣り具の簡単メンテナンス法

ほとんどの釣り具は水に濡れることを前提に作られています。
雨水程度で壊れることはないです。

海釣りの場合は塩分を含んだ水に触れるため、
そのままにしておくと必ず壊れます。

「塩分は最大の敵です!」

海釣りに行った後は必ずメンテンナンスを行ってください。
一番簡単なメンテナンス方法として真水で塩分を洗い流すことが重要です。
洗い流した後は、ドライヤーなどの熱い風をあてずに自然乾燥してください。

竿(ロッド)のメンテナンス

竿には振出竿とパーツをついで組み立てる並継竿の2種類があります。
各種類ごとに説明していきます。

並継竿の場合

各パーツに水道水をぶっかけて本体とガイドの汚れさぁっと洗い流し乾かして完了です。
(竿を洗っている画像)

振出竿の場合

竿の内部に水が残りやすいので少し面倒ですが、
根元にある尻栓を抜き水道水をかけて洗い流していきます。
栓を抜いているので根本から水が流れていきます。

後は竿を伸ばして乾いた布で吹き上げて竿の内部が、
乾燥するまで外で竿を立て干して置きましょう。

ガイドとリールシート(竿の根本)のお手入れ

ガイドにこびりついた汚れがあれば、古いブラシや指先を使って落としていけばきれいに落ちます。

特に、竿先の1番ガイドは一番負荷がかかり巻き取り時にも、
一番水が濡れやすい場所ですので念入りにお手入れしてください。

竿の根本(グリップ)やリール取付部(リールシート)は、
エサや魚の汚れがついているのでタワシでこすって汚れを落としていきます。

リールシートは水道水で塩分を洗い流していきます。

ここに錆が出るとキチっとリールの取り付けができなくなるのでよく洗ってください。

出来れば釣り場で濡れティッシュを使って竿を拭いておくと帰ってからの清掃が楽ですよ。

リールのメンテナンス

今回はスピニングリールのメンテナンス方法をご説明します。

ドラグ付きのリールの場合は必ずドラグ内部に、
水が入らないように適度に硬く締めてからメンテナンスを行ってください。

スプールに巻いてあるライン

リールに巻かれているラインは常に水に浸かっている状態なので、
巻き取れば海水が戻ってきてラインに塩分は残ります。

この塩分を取り除く「塩抜き」といった作業があります。
塩抜きの方法は2通りあります。
(1)ドラグを締めたうえでスプールの上から水道水をかけて流水で塩分を洗い流す。
(2)スプールを取り外してしばらくのあいだ、真水に漬けて塩分を取り除く。

私は、(1)の流水で洗い流す方法で塩抜きをしています。
この方法でも十分に塩分は取り除かれています。

(2)の場合の方が塩分を抜くには良いかと思いますが、
スプール内部にある金属部の部品に影響が出る可能性も考慮すると、
頻繁にはしない方が良いと考えます。

小物類のメンテナンス

小物関連も海水に浸かっていた道具類はさっと流水で洗ってしばらく、
水道水につけて置けば十分塩分は抜けます。

オモリ以外の一度使った仕掛は捨ててしまっていませんか?
市販されている仕掛けも釣行の度に買っていると、
少ない小遣いのお父さんにも負担になってくると思います。

私は、再利用できる仕掛けは再度使うようにしています。
仕掛けも一緒に水道水につけて置けば再利用できます。

でも再利用は2度までにしましょう。
(小物、仕掛け類のイメージ画像)

真水に浸けて塩分を落とします
塩分を落としたら新聞紙等の上で乾燥

クーラーボックスのメンテナンス(洗浄、乾燥)

魚を直接入れるので、臭いがこびりつきやすいのがクーラーボックスです。

少しでも、臭いのこびりつきを少なくするためには、
釣れた魚をビニール袋にいれて保存すれば、こびりつきは最小減に抑えられます。

サイズが大きく重いので洗うのも一苦労ですよね。

野外で洗えるスペースがある場合は、
水道水を流しながら、中性洗剤(食器洗い洗剤)をつけて洗って、
魚にヌメリが付いている場合はしっかりこすり洗いしましょう。

外で洗うスペースのないマンション住まいの人は、お風呂で洗うと良いでしょう。
でも、臭いが充満するので換気しながら洗うようにしましょう。

クーラーボックスはお湯で洗っても問題ないですから流しながら洗うと、
汚れが落ち易くなりますよ。

洗い終わったら直射日光の当たる場所で数時間干して臭いを飛ばしましょう。

日光消毒することでボックス内の清潔度を保てます。

道具の劣化を考えると日陰で干した方が良いですが、
しばらくすると臭いが取れなくなってしまいます。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

特に海釣りから帰った後は、必ず塩分を落とすように心がけましょう。

釣行後つかれて家に着くと一息入れたいところですが、
その前にもう一仕事メンテナンスしてから一息入れましょう。

しっかりとお手入れすることで道具の寿命をのばすことができます。

私も、5,000円以下で買った磯竿は約6年間使うことができました。

どうしても当日できなければ翌日でも遅くないので必ず塩分を落とす作業をしましょう。

釣り具に塩分は大敵です!

道具を大事にして楽しい釣りライフをおくりましょう。

愛着もわいて、釣果も必ず上がります。

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