【初めての釣り船】乗船までの流れとマナーを教えます

海釣

海の陸っぱり(おかっぱり)はなかなか釣れないなぁ。

防波堤からのアジ、サバのサビキ釣りや、ちょい投げでのシロギス、
ハゼ釣りは一通り経験して、面白さや新鮮な魚を食べる楽しさを経験したあなた。

防波堤からいつも目の前を通る釣り船に乗って大物も狙ってみたいなぁ。

でも、釣り船に乗ったことが無いのでルールーやマナーもわからんしな!

釣り仲間でも釣り船経験者は、いないので誰にも聞けないし、
一人で行くのもちょっとっと思っているあなた。

この記事では、そんなあなたに初めてでも気軽に行けて釣りが楽しめる、
釣り船の乗船方法やルール、マナーをご紹介しています。

実は、私も同じ経験をして初めて釣り船に乗船した時は、右も左も分からず戸惑いました。

しかし、出船して釣りを始めるとそんな不安も吹っ飛び、
釣りに専念してしまい楽しい釣行になりました。
それ以来釣り船にハマってしまった一人です。

釣り船とは

釣り船には主に乗合スタイルの「乗合船」と船を貸切る「仕立て船」の釣り船形態があります。

乗合船

一人から乗船可能で他のお客さんと乗り合いで乗船する形態です。
同じ釣り船に他人が乗るので、ここではルールとマナーを守って釣りをすることが重要です。

半日船一人6000円~、一日10000円~で乗船できます。

仕立て船

船一隻をチャーターする釣り船形態で5~10人をまとめて一隻いくらで料金を支払います。

釣り船の規模によって価格は様々ですが、
おおよそ30,000~100,000円位が相場になっています。

釣り船の選び方

釣り船の選び方ですが「乗合船」か「仕立て船」なのか乗船したい釣り船の形態を決めます。
次に、釣り物と釣り場、釣り方などを考慮して決定します。

例えば、初めてなので、「乗合船」で、
釣り物は初心者向けの「アジ、サバ」で、
釣り場(船宿)は自宅から近くの「金沢八景」周辺で、
釣り方(仕掛け等)はビシアジ仕掛けで、といった感じで決めていきます。

季節の釣り物もありますので、HPや直接船宿に電話して問い合わせてみましょう。

釣り船の予約

釣り船を選んだら早速予約しましょう。

予約方法は船宿によって違いがありますが電話での予約が一般的で確実です。

面倒ですが、電話予約の際に最近の状況や、
わからないことをついでに確認することができます。

予約完了したら釣行前の準備

釣り物、日程、釣り方が決まったら当日までの準備をします。

釣り経験者であれば、
何を揃えればよいかある程度理解できるかと思いますが、
釣り船となると、陸っぱりからの釣りとは使う道具も変わってきます。

ロッドもリールはもとより一番違うものとして、
オモリとテンビンはそれとは全くと言って良いほど違うのです。

陸っぱりで使うオモリは大きくても20号ですが
釣り船の釣りは最低でも30号以上を使います。

初めての方で、
試しに行こうと思っている方は、
船宿でレンタルできますのでそれを使うのも手です。

今後も続けていこうと思っている方にどのような道具が必要かを、
アジ釣りを例にとって解説していきます。

釣り竿(ロッド)

全長 :1.6~1.8m 
先調子(6:4~7:3)
錘負荷 :30~60号

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リール

小型のベイトリール
糸巻量 :PE1.5~2.0号 
150~200m

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仕掛け ビシかご
    テンビン

クーラーボックス

陸っぱりの釣りと違い魚の居るところに船頭さんは連れて行ってくれますので、
釣り船の釣りは大きさ、数ともそれとは違ってきます。
(たくさん釣れて、型も大きいです)

陸っぱりで使っているクーラーボックスより大きめのサイズ(25L位)を、
持って行くことをお勧めいたします。

https://amzn.to/3zCtY4s

無ければ、発砲スチロール製の箱でも良いです。
船宿でも販売しているところもありますので
乗船する前に船宿に確認すると良いでしょう。

タックルボックス

予備の仕掛けや、小物類、糸切り用のハサミ、魚つかみ等の釣りに必要な道具を、
まとめて入れておくBOXがあれば狭い船上席では便利になります。

シマノ(SHIMANO) 釣り用タックルバッグ
ロッドレストタックルバッグ(ハード)
BK-021R 27L


【オルルド釣具】 大容量 タックルボックス 4段式 仕掛けやリール等の収納に ルアーボックス/フィッシングボックス/ランガン/ルアーケース/ツールボックス/釣り具/ハードボックス/トレイ式 取り外し・調節可能な仕切り板付 qb500018a01n0

メジャークラフト フィッシュグリップ
ライトゲーム 魚ハサミ
ブラック/レッド/ブルー

服装

服装は魚の血や海の水などがつく恐れがあるので汚れてもいい服装をお勧めします。

船上は清掃を兼ねて常に海水が流れていますので
長靴や硬めの防水靴を履くようにしましょう。

夏場は海上にいますので日差しを遮る帽子や日焼け止めを忘れずにご持参ください。
逆に冬場の海上は陸と違ってかなり寒いですので防寒対策をしてください。

釣り道具以外に必要で便利なもの

初めて釣り船に乗るあなたが一番心配なのが船酔いです。

乗り物酔いの薬を持参するか、乗船前に飲んでおくと安心ですよ。
特に初めて釣り船に乗船される方は必須です。

船酔い防止も一つのマナーと思ってください。

釣り船での船酔いの一番の原因は睡眠不足ですので、
前日は暴飲暴食を避けて睡眠を十分に取るようにしましょう。

いよいよ乗船当日

初めて行く船宿の場合、駐車場の場所の確認や受付などで意外と時間が取られます。
初めての場合は1時間以上前には到着しておきましょう。

常連さんより早く着いて乗船前の準備を終えておくこともマナーの一環です。

受付から乗船

1)受付、支払い
船宿に到着したらまずは釣り船の受付を済ませましょう。

乗船名簿に名前を書き入れたら乗船料金の支払いを済まして、
その時に道具のレンタルや仕掛け等の必要なものを購入しておきます。

釣り船での乗船中はライフジャケットの着用が義務付けられています。

船宿で貸し出しされていますので事前に着用して出船に備えます。

2)船の座席(釣り座)の確保
次に釣り座の確保ですが、先着順で座れる船宿もありますが、
座る位置によって釣果に差が出ることもあるので抽選で決める場合もあります。

受付時に確認しましょう。

乗船(出船)

1)乗船する船の確認
釣り物によって乗る船が違うので桟橋付近にいる船宿の人に乗船する船を確認しましょう。

2)乗船したら両隣、船長、スタッフに挨拶をしましょう
同じ船に乗る釣り人についてはマナーよくお互いに気持ちよく過ごしたいものですよね。

挨拶は後からするより、乗船したらすぐに行うといいですよ。

特に初めての方、初心者の方はその旨を伝えることで、
この人はマナーが良い人だなと思われ両隣の人はいろいろ気を使ってくれる人もいます。

3)道具の準備
挨拶が済んだら、道具の準備をしましょう。

竿は船べりにあいている穴(=竿立て)に入れて立てておきます。
竿のガイドにラインを通して仕掛けがすぐに付けられるように準備します。

仕掛けはまだつけずに、釣り場についてからつけましょう。
(釣り場に着くまで船が走りますので風で仕掛けが隣の人に絡まることがあります)

4)釣り場までの移動中(航行中)の注意
船が移動しているときは絶対に立ち上がらないでください。
海の上は突然揺れたりしますので、転んだりしてけがをすると大変です。
最悪の場合、船全体が釣行不可になる事もありますので注意しましょう。

釣り場に到着したら

釣り場に向かっていた船がスピードを落としたらまもなく釣り場に到着する合図です。
仕掛けや餌の準備を始めていつでも仕掛を投入できるようにしましょう。

1)船が止まったら
船が止まってしばらくすると船長から、

「はい、どいうぞ!始めてください!」

と合図が有ったら仕掛けを海に投入してください。

2)船長からの指示棚を守りましょう
船長が指示棚と呼ばれる「魚が居る場所」を教えてくれます。
今回はアジ釣りを例上げると「底(下)から3m」と言われれば、
海底から3mの所に魚が集まっていると言うことなので、その場所に、
仕掛けを持って行けば魚が釣れる可能性が高いということです。

オモリが海底に着くと、リールが止まります。

そこから3m巻き上げるのですが、
仕掛けの長さを考慮しないといけないので、単純に3m巻き上げても釣れません。

仕掛けが2mあれば、巻上を4~5m巻きあげると、
ちょうど指示棚に仕掛けがおかれるようになります。

潮の流れによって若干の違いはありますがそこは微調整しながらアタリを待ちます。
アタリがあればその位置を覚えておき次回もその位置に仕掛けを投入すれば、
連続して釣れる様になるのです。

3)オマツリ
乗合船ではオマツリ(他人の仕掛けと絡む)がつきものです。
オマツリした時はどちらが悪いとか関係なくまずは「スイマセン」とお声がけしましょう。

乗船者が全員ベテランの方ばかりでも、潮の流れによってオマツリはつきものです。

釣れると横に走る習性のある魚(サバ等)が釣れた場合は、
必ずと言っていいほどオマツリになります。

こう言うときのために、乗船時の挨拶が効果を生みます。
釣り船でのオマツリはお互い様です、お互い協力して仕掛けをほどいていきましょう。
特に初めての場合、隣がベテランの方であればほどいてくれます。

釣り場に向かっていた船がスピードを落としたらまもなく釣り場に到着する合図です。
仕掛けや餌の準備を始めていつでも仕掛を投入できるようにしましょう。

下船(沖揚がり)

釣りも終盤になってくると、船長から、

「あと10分で終わります」
「これが最後でーす」

といった終了時刻を知らせてくれます。

この合図があれば、釣果に満足している人は、
竿以外の身の回りの物やゴミなどを片付けましょう。

船長から最後に「終わりです。上げてください」とアナウンスがあります。
アナウンスがあればすぐに巻き上げて仕掛けの回収をします。

回収したら使っていた仕掛け、オモリを取り外してタックルボックスにしまいます。
仕掛けは再度使うのであれば、仕掛け巻きに、捨てるのであればゴミ袋に入れて、
クーラーボックスに仕舞うようにしましょう。(ビニール袋だと船の走行中に飛んでいきます)

アジ釣りであれば、コマセを使いますので、
船べりや底にコマセが飛び散っています。

水を含ませたタオルや雑巾で拭き取って釣り座の周りをきれいにしましょう。

来た時よりも綺麗にすることを心がけます。
これが一番気を付けなければいけないマナーだと私は思っています。

楽しかった釣りも終わり沖揚がりするときも乗船時同様、

「おつかれさまでした」
「ありがとうございます」

と、マナーよくあいさつをしましょう。

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まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

いかがでしたでしょうか、
初心者のあなたにとって「釣り船」は非常に敷居が高いものに感じていませんでしたか?

でも、一度釣り船に乗ってしまったら今まで抱えていた不安など忘れて気が付けば、
夢中になって釣りを楽しんでいることと思います。

また、陸っぱりと違って、こんなにも魚が釣れるんだと驚愕すること間違いないです。

今回ここで紹介した釣り船でのマナーやルールを守っていればまず問題は起きませんし、
自身も周りの人も不愉快な思いをすることはないでしょう。

初めて電話で予約するのが面倒な方は、船釣り予約専用サイトがありますので、
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一度乗ってしまえば、「やみつき」になって、いつしかその釣り船の常連になるでしょう。

勇気を出して船釣りに行きましょう!

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